システム説明
通訳者の元へ音声通話として送られます。
通訳者は音声取得用携帯電話から音声を取得し、
文字情報を作成します。
(通常は2名で連携しながら行います)
一般的なブロードバンド接続や、データ通信カードなどを使い、
利用者の元にある、iPhoneへ文字情報を送ります。
タイムラグは数秒程度で、
ほとんどリアルタイムに届けることが出来ます。
必要機材
<1人入力の場合>
・接続方法…通常のインターネット回線への接続
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC1台(ITBCで入力と配信を兼ねる)・イヤホン(通常の物を使う場合は携帯端子からの変換プラグ)
<2人入力の場合(通常)>
・接続方法…通常のインターネット回線での接続・ルータを介して2台のパソコンをつなぐ(IPアドレスは自動取得)
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC2台(1台はITBCで入力と配信を兼ねる)・イヤホン・携帯端子からの変換プラグとアンプへの延長コード・アンプ・イヤホンへの延長コード(必要であれば)・LANケーブル
<2人入力の場合(コネクトカード利用)>
・接続方法…コネクトカードでのインターネット接続・クロスケーブルまたはHubで2台のパソコンをつなぐ(IPアドレスは固定IP)
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC2台(1台はITBCで入力と配信を兼ねる。コネクトカードはこちらのパソコンで使用する。)・コネクトカード・イヤホン・携帯端子からの変換プラグとアンプへの延長コード・アンプ・イヤホンへの延長コード(必要であれば)・クロスケーブルまたはHubとLANカード
<2人入力の場合(VPN接続)>
・接続方法…それぞれの入力者インターネット接続をして、VPN接続
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台(グループトーク機能で2カ所に通話)
・入力者側機材…音声取得用携帯電話2台・入力用PC2台(1台はITBCで入力と配信を兼ねる。)・イヤホン(通常の物を使う場合は携帯端子からの変換プラグ)
*VPN接続は高度応用システムです。プロバイダー等の対応が必要になります*
<3人以上入力の場合(通常)>
・接続方法…通常のインターネット回線での接続・ルータを介してそれぞれのパソコンをつなぐ(IPアドレスは自動取得)
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC人数分(1台はITBCで入力と配信を兼ねる・余裕があれば、表示用を1台用意し、これでITBCを配信専用にする。)・イヤホン・携帯端子からの変換プラグとアンプへの延長コード・アンプ・イヤホンへの延長コード(必要であれば)・LANケーブル
<3人以上入力の場合(コネクトカード利用)>
・接続方法…コネクトカードでのインターネット接続・Hubでそれぞれのパソコンをつなぐ(IPアドレスは固定IP)
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC人数分(1台はITBCで入力と配信を兼ねる。コネクトカードはこちらのパソコンで使用する。余裕があれば、表示用を1台用意し、これでITBCを配信専用にする)・コネクトカード・イヤホン・携帯端子からの変換プラグとアンプへの延長コード・アンプ・イヤホンへの延長コード(必要であれば)・HubとLANカード
<3人入力の場合(VPN接続)>
・接続方法…それぞれの入力者がインターネット接続し、VPN接続
・利用者側機材…Bluetoothマイク1台・iPhone1台(iPhoneのグループトーク機能でそれぞれに通話)
・入力者側機材…音声取得用携帯電話1台・入力用PC人数分・VPNサーバでITBCを起動。・イヤホン・携帯端子からの変換プラグとアンプへの延長コード
*VPN接続は高度応用システムです。プロバイダー等の対応が必要になります*
*現状、VPN接続は3名までしか出来ません。*
お勧め機材
これはあくまでも、サマライズが実際に使っていて使いやすい!便利!と思った機材です。
それぞれの団体によって、使いやすさなどは変わってくるので、参考程度にごらん頂ければと思います。
・イヤホン
遠隔通訳の必需品とも言えるイヤホンですが、「密閉式カナル型」の物が聞き取りしやすいと思います。
周波数帯が20Hz〜18000Hzの物が人の声を聞き取るには一番聞き取りやすいと感じました。
・変換プラグ
携帯電話からアンプやイヤホンにつなぐためには変換プラグが必要となります。
大体写真のような種類がありますが、どれでも問題なく通訳できます。
しかし、携帯電話の種類によっては、一番右のタイプですと、充電しながらの音声取得が出来ない場合がありますので、
多少コードがあるものが便利かと思います。
また、携帯電話の種類によっては、平型ジャックではなく、充電・音声共通ジャックの物もあります。
この場合、通常は充電しながらの音声取得はできません。
平型ジャック→
共通ジャック→
共通ジャックのタイプの携帯電話の場合、卓上ホルダを使うなどして、充電しながらの音声取得も可能です。
また、変換プラグの中には充電も出来るというタイプの物も売られています。
・アンプ
サマライズ所持のアンプです。
小さいですが、通訳を行うには十分です。
これ1台で4名が音声取得出来ます。
(イヤホンをつなぐにはステレオミニ→ステレオ標準変換プラグが必要です。)